「おい、タオル。」
“おい”って……。
夫婦かっつーの!
「ねぇ、晃。“おい”呼ぶのやめてよね。あたしにはちゃんと“さくら”って名前があるんだから。」
「なんでもいいだろ。早くタオルよこせ。」
「もぉ!ほら。」
私に対して失礼きわまりいこの男は幼なじみの広瀬 晃(ヒロセ アキラ)
顔はかっこいいし、勉強もスポーツもできて女の子にはかなりモテる。
だけど皆は騙されてる、この男に。
学校の皆の前では王子みたいな優しいスマイル、だけど私の前だとあれはまるで・・・悪魔だ。
私に対してだけ意地悪するし、しかも楽しんでる。
けど、そんなこと言っても誰も信じてくれない。
“王子に限ってそんなことあるはずないでしょ、王子は本当に優しいんだから”って。
それが騙されてるって言ってるの!!
“おい”って……。
夫婦かっつーの!
「ねぇ、晃。“おい”呼ぶのやめてよね。あたしにはちゃんと“さくら”って名前があるんだから。」
「なんでもいいだろ。早くタオルよこせ。」
「もぉ!ほら。」
私に対して失礼きわまりいこの男は幼なじみの広瀬 晃(ヒロセ アキラ)
顔はかっこいいし、勉強もスポーツもできて女の子にはかなりモテる。
だけど皆は騙されてる、この男に。
学校の皆の前では王子みたいな優しいスマイル、だけど私の前だとあれはまるで・・・悪魔だ。
私に対してだけ意地悪するし、しかも楽しんでる。
けど、そんなこと言っても誰も信じてくれない。
“王子に限ってそんなことあるはずないでしょ、王子は本当に優しいんだから”って。
それが騙されてるって言ってるの!!