「ほっとけねぇ、お前みたいなの。」 小さくコウは呟いた。 「名前は?」 「カホ。」 「カホ……。」 「何…?」 「呼んだだけだ。」 そう言ってコウは少し笑った。 それからお互いの情報交換をした。 年齢だとか、学校だとか、アドレスと番号だとか。 「じゃあそろそろ帰るか。」 コウはそう言って立ち上がってあたしの肩を抱いた。 「うん。」