「もう知らねー。」 コウ先輩はそれだけ言うと俺を一発殴って、俺等から離れた。 「え?コウ待って!待ってよぉ…。」 とうとう泣き出したカホさんにコウ先輩は目をくれることはなかった。 「コウぅ…。」 しばらく泣いているカホさんを見ている事しか出来なかった。 「タク君、大丈夫?」 「え?」 「殴られてたじゃん? コウ喧嘩強いから痛かったでしょ?」 あぁ、殴られたんだった。 そう思った瞬間、痛みが走った。