かなり機嫌悪いなあ…。 『亜梨沙、待て!』 車から出ようとしたところをひきとめた。 「………なに?」 明らかに怒ってる口調で亜梨沙が返事をした。 『……………俺、なんかした?』 亜梨沙は一瞬、眉間にシワを寄せ 「自分で考えたら!?」 と。一言呟き 扉を乱暴に閉めて走っていってしまった。