っていうかあいつ制服に着替えてる余裕があったら起こせよ! 俺は急いで着替えて家を出た。 『亜梨沙〜、お前起きてたんだったら起こせよー』 そう助手席で鏡を見て身だしなみを整えてる亜梨沙に言った 「………。」 チラっとこっちを睨み付けてまた鏡の中の自分に視線をうつした。 ……機嫌悪っ!! なぜか機嫌が悪い亜梨沙。 沈黙が続くまま学校付近についた。 『ん、じゃあ後でな』 さすがに一緒に学校行くとまずいのでいつも学校の付近で亜梨沙をおろす。 無言のまま車をおりる亜梨沙。