亜梨沙~side~ 「....さーて、そろそろ帰るか」 先生がそう言い、私とおそろいのティーカップを洗う。 『泊まっていけばいいじゃない』 だって今日もどうせお兄ちゃん帰ってこないと思うし・・・。 「んー、今日はちょっと亜梨沙を甘やかせすぎたからなぁ~」 『先生のばーか!』 ちょっと拗ねてみたり。 「ったく、・・・じゃぁ、亜梨沙も一緒に俺ん家帰る?」 あたしの頭をなでながらそう言った。 『・・・・・行くっ!!』