みゅーはフッと笑って言った。 「もちろん……恋、してるよ」 当たり前だけど… 知らなかった。 みゅー、好きな人いたんだ。 「だれ?」 「箏音の知らない人だよ。 中学のときから想ってるの」 みゅーは持っているアイスの棒をジッと見つめた。 そしてみゅーは話しはじめた。 それは私が初めて知った みゅーの恋だった。 .