Angel Memories



―――「パタン...」

ドアが閉まる音とともに

静けさが訪れた。


「・・・」

寒いな・・・

「ザパー――ン・・」

波の音・・・?

海の近くなのだろうか


そう思い、僕はベットから起き上がり

大きな窓のそばまで歩いた。



「・・・ハァ――・・」

窓に手を添えながらため息をつくと

微かに窓は白く曇った。

すると

―「どうしたの?」

すぐ後ろで突然声がしたので

びっくりして振り向いた。



「ため息なんかついちゃって・・・」



「らしくないわよ?・・・海」


「え・・・?!」


「フフフフフ」

彼女はただ嘲笑うかのようだった


「なんで僕の名前しって・・・っん!!!

「うるさい」



それは、とても低くて静寂の中で

とても響いた声だった。