ビュォオー という効果音を奏で、 凄い勢いで風を切る。 車も家も人も見当たらない 此処では、自由。 熱くなった道路の上を 何も気にすることなく、 高速で、気持ち良く走っていた。 チラリ、と後ろの彼女を見ると お花畑と海の方に顔を向けていて よく表情はわからなかった。 彼女の長い銀髪は また風にふかれてサラサラとなびいていた