ボーダー



誰だろう?と
彼女が振り向くと

「俺、持ちますよ。」

と 彼は続けた。


「いやいや、
大丈夫です。」

と 彼女は言ったが

「でも大変そうだし
持ちますよ。」

と 彼は言うと同時に
ダンボールを
ひょいと持ち上げた。