親友の私より東城さんのことが好き?
いいたい言葉を飲み込んで私は愛美の肩をつかんだ。
「落ち着いて!愛美、泣き叫んでもわかんないの!」
ビクッと肩を震わせ、黙り込む愛美。
解放された私は大きく息をはき、自分をも落ち着かせる。
「…何があったかわかんないんだよね?心あたりもないんだよね?」
愛美は泣きながら静かにコクンと頷いた。
「…はぁ」
私はため息をつき、どうすればいいのか考える。
とりあえず東城さんに聞かなければいかない。
ミツモトさんにさしむけたのも、
きっと東城さんだと思うから。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…