放課後いつもだったら、グラウンドでストレッチをしたり、力強く駆け抜ける先輩に、釘付けになってスケッチしていたのに。 今日はただ教室で窓枠にもたれかかり、呆然とほおづえをついているだけだった。 久々に一緒に帰るというのに。 そろそろ、寿命かもしれない。 「お待たせ!」 後ろから先輩の声がするまで、部活が終わったことにも気付いていなかった。 かなり、重症かもしれない。 辺りは暗くなりグラウンドでは、野球部もサッカー部もどの部活も帰り支度をしている。