「おねーちゃん知らないの?さっきのB校のイケメンって有名な――」 そう、確かに声をかけてきた男子は、カッコイイと噂の彼だった。 もう私に切り札はない。 ただ妹が意気揚々とメールをするのを眺めるだけ。 「情けないよー私あんな妹イヤ!!ゆとり過ぎる!!」 『いやいや、俺らもゆとりじゃん』 「でもっ、だってバカなんだもん!!」 妹の愚痴を彼氏にぶちまける。