私は、鉄平の打つサーブを必死で受け続けた。 右に左に。 完璧なコントロールと、的確なアドバイス。 苦手なレシーブが大好きになってしまう20分だった。 「もっと自信持てよ。お前は全然下手じゃない。本番に弱いだけ。まぁ、プレッシャーに弱いんだろうな」 「そうなんです。あと1点で負ける!って思うと、力が入って失敗しちゃったりする」 鉄平は、空を見上げてから深呼吸をした。 「じゃあ、レシーブ10球決まるまで今日は帰らせない!これでどうだ?」 「ええええ~~~~~」