「慧!」 慧は黙ったまま俺の手を引っ張って走った。 そして連れてこられたのが、隣の夏月のばあちゃんの家。 そこにばあちゃんの姿はない。 「慧?」 「兄ちゃんこっち…!」 慧は裏の庭に回った。 「!!!!!!!!」 ばあちゃんが倒れている 「ばあちゃん!!!ばあちゃん!!!」 大声でさけんでも動かない…