さすがの2人も顔色を変える。


「ちょっ、さち何考えてんの?!少年院送りになるよ?!」


「ダメだよ!!!さち、止めとけ……」



さちは2人を涙目でキッと睨む。



「嫌だ!!何で止めなきゃいけないの?!」


さちはナイフの刃を出した。


そして陸に迫り寄る。


「田村先輩も奪っときながら、直樹まで捕るなんて、」


さちは陸に向かってナイフを突き立てた。


「陸なんて死ねばいいんだ!!!」


陸は腰が抜けて逃げることも出来ず、ナイフで刺されてしまった。