君がいた





「だって颯君女嫌いで悪ぶってるくせによく夢のこと見てるんだもん




ホントは





































すっごく優しいんでしょ?」
あたしは、ニコッと笑い


「でもさ言葉は選ばなきゃ










言っていいことと悪いことがあるから










普通の女だったら逆上して顔が鬼のようになって悪かったら刺されて死んでるとこだよ?








今回が、夢で助かったね?」
それを聞いて夢は、クスクスと笑っていた。








「姫華さん
どうして颯が女嫌いだってわかったんですか?」

幸は、何故か疑いの目を向けていた。





「態度でわかるよ」


あたしではなく夢が言った。