君がいた





外は、街薄暗いせいか星が都心より見える。




あたしは、この場所が好きだ。




つねに緊張感と絶望感があるこの街は、1日に1人は殺されている。




それだけこの街は危ない場所なのだ。






あたしは、急に立ち上がりベランダから飛び降りた。







そこには


















まだ10代後半の少年がいた。





その少年は、あたしが降りてきたことにビックリしていて口がふさがらないでいた。






「……名前は?」


あたしが、そう言うとその少年は戸惑いながら答えた。




「……大雅(たいが)…です」




「…そう



あたしは舞姫





大雅は、なんでこんなとこにいるの?





ここは、あなたのような人が来るとこじゃないから帰りなさい」
あたしは、通り名の方の名前を言うと顔が青ざめていった。






「えっ……舞姫って」
大雅は、一歩下がって言った。





「……知ってるんだ











こっち…ついて来て」



そう言ってあたしは、歩き出した。