ゴリラに襲い掛かられると面倒だからなるべく気配は消して。 「おりゃー。」 とか、 「くそー。」 とか周りからはそんな声が聞こえる。 私の目指す笹木と言えば、完璧に気配消してて誰も気付けていない。 いや、本当に居ないみたい感じだ。 てか、少しは戦えと思うぞ。 私は。 じゃないとさ? 「反応遅れるよ?体動かしてないと。」 「───…っ!?」 私のスペシャルと言える笹木一撃チョップがクリーンヒットした。