コトン、コトン。

「麻衣子・・・。」

僕はどうしようか少し悩みましたが、行くことに決めました。


麻衣子が行きたがっていた北海道。

せっかく立てた計画をキャンセルしてしまっては、麻衣子もがっかりするだろう、と。


僕は麻衣子の買ってきたデジカメを含め、旅行の準備をはじめました。


すると、メールの着信がありました。