コトン、コトン。

「すいません…。付き合ってもらっちゃって。」

「いや、もう大丈夫?」

「はい。わたし…付き合っている彼に二股かけられてるのを知ってしまったんです。

それで、さりげなくそのこと聞いたら、あっさり振られちゃって…。」


彼女の瞳が潤みました。