トウマ「でも俺…ハルに自分から逃げてほしくなかったんだよ…」
急にハルの頭は痛んだ…ハルは頭を押さえ座り込んでしまった
トウマ「ハル大丈夫か?ハル」
自分を呼ぶトウマの声が聞こえたが返事ができなかったトウマ「もう時間がないんだ…早くハルに思い出してもらわないと…ハルがもう元の世界へは戻れなくなってしまうだ」
トウマはハルを抱きしめた
トウマの腕の中は温かく、どこか懐かしいような安心感を感じれた
少しずつハルの意識は遠くなっていっていた…
トウマ「ハルハルハル」
ハルの頬を温かな雫が伝っていった
トウマの涙だった…
ハルの意識はなくなっていってしまった…