手紙を読み終えたハル。涙が頬をつたう。
ハル「トウマは………」
トウマの母親は息を整えて、母「トウマはね…死んじゃったの………」
ハル「嘘ですよねそんなの嘘に決まってますよね」母「私だって受けとめるまでに時間がかかったわ…でも嘘じゃないのよ…悲しいけど現実なの……」
ハルの体は震えていた。涙がとめどなく溢れていた…。今までのことが走馬灯のように過ぎていった…。ハルは受けとめがたい真実を目の前にし、目を覚ましたことを深く後悔していた…。あのまま夢の中で暮らしていたかったと…。