君がいてくれるなら



「あ、えっとCDかけて?」


戸惑いながら私が言うと、先輩は満足したように私の頭をポンっと撫ぜCDをプレイヤーにセットしジャケットを渡してくれた。


部屋の中に流れだす、ビートのきいたアップテンポのロック

男性4人編成のビジュアル系バンドのセカンドアルバム


ハードな音楽とボーカルの甘くてセクシーな声

幾重にも重なり、紡ぎ出された音楽に思わず聞き入ってしまう。


「いいですねぇ~。」


思わず言った私の一言…

先輩が何か言いたそうに、私をジッと見る。