クルマの中で


真弥のコトばかり考えてた






真弥から貰った指輪は
左手の薬指に付けた




なんとなく、そうしたかったんだ






だって


真弥の特別って
薬指を見るたびに実感できる









そして私は窓から星を見ているうちに




いつの間にか寝ていた










クルマはたくさんの星が見守るなか




静かに[黒琳高校]へと向かった