せっせと塗った日焼け止めも、真夏の太陽の下じゃ意味なし。 夕方にはあたしもりみも、ほんのり日焼けしちゃってた。 「東京帰ったら美白パックしなきゃー!」 って焦りながらも、あたしたちはゴキゲン。 「あ、カキ氷売ってる。食べたいっ」 道路沿いに建つ、カフェ風のかわいい売店を見つけた。 「さっきアイス食ったじゃん」 「アイスはアイス、氷は氷!」 コウキさんのつっこみを無視して売店に走るあたし。 なんだかんだでみんなもついて来て、メニューを見始めた。