【短】真夏のナンパLOVEゲーム


ホントなら今頃は東京に帰ってるはずだったのに、まさかこんなステキな展開になるなんて。



「デートキャンセルしてくれた、りみの彼氏に感謝だぁぁ……」


髪を巻きながら思わずつぶやくと


「あんたの本心はそれか!」


りみが鏡ごしにあたしをにらんだ。



「えへへ~、ごめ~ん。でも楽しいんだもん」


「……で、あんたはどっち狙いなの?」


「どっちって?」


「カズくんとコウキさん」


「……」


うーん。うーーん。


「りみは?」


「あたしはどっちかってーと、コウキさんの方が好みかなぁ。別に狙ってはないけど」


「じゃああたし、カズくん」


「ぶははっ。超てきとー」