峻介君が 頭をぐしゃぐしゃっとすると… 『おい… 浮輪取りに行くから お前もついてこい。』 そう私に言った。 「あのっ…! そんなっ… そこまでして 海で遊びたいわけじゃないし… めんどくさいなら… わざわざ取りに行かなくてもいいんですけど…」 怖くて段々と小さくなっていく声で言った。 …………………。