「私はきっと…幹斗に魔法…かけられたんだね。 初めて会った、2年の始業式か…体育館で…」 「魔法…ぷっ。 何それ? 体育館って告ってきたやつ?」 「そうそう。 だってさ…そうじゃなきゃ説明つかないよ。 幹斗だって『あの顔はない』とか言ってたし… あんな嫌がらせみたいな噂流れたのに… 好きでい続けるなんてさ」 「俺…んな事言ってないし…」 「言ったよ。 部室棟で。勇作くん達と…」