涙はでなかった。 一睡もできなかった。 幹斗と一緒にいたことを思い出してたけど、 思い出すのは高校生の時ばっかりで… 結局私達の大学生活はずっとすれ違ってたんだなあって思ってた。 最後に二人で出かけたのは、アパートの物を買いに行ったのが最後だった。 幹斗がマグカップもコップもお茶碗と一つしか買わないから… 凄く寂しかった。