それからは、 毎日バイト…バイト…バイト。 指輪代稼がなきゃ。 料理も覚えた。部屋は相変わらずキレイなまま。 ちゃんと恵子と一緒に出来るように。 毎日フラッシュバックに震えて… 先生の家には「恵子といく」ってあれから一度もいってない。 勇作からは途端に連絡が切れて、でもなんとなく、こっちからはかけられなかった。 村越はたまに顔を出しては貴子ちゃんとののろけを散々に話。 夏休み、コテージを借りて新婚ごっこをいっぱいしたとか 超うぜえことを言ってた。