「俺…進学する事にした」





次の日のお昼、ユウキが真剣な顔で話を始めた。





「やっぱり野球続けたいんだ」



「就職はいいの?」



「子供が家の心配なんかしなくていいってオヤジに怒鳴られた」





ユウキが苦笑いする。



ユウキのおじさんの優しさにちょっと泣きそうになった。





「よかったな勇気」