あたしは正直、驚いた。 だって、今日。大ちゃんのとこに行く約束なんてしてなかったはずだから。 それに、鈴夏が言ったとおりに自分のがないって思ってることにも驚きだった。 『知ってたっていうか、大輔のぶんは作るような予感がしてたから、今日一緒に来たんだし(笑)』 『いやいや(笑)普通、龍のがあって俺のがないって考えるだろ?笑』 『ビックリしたなぁ(笑)最初から、2人分作ろうと思ってたの(笑)で、今日渡せなければ、大ちゃんのは次の日にでもって↑』