鈴夏はそう言い残し、帰って行った。 友達だから帰る……ってなんだよ…。 俺は病室へと戻った。 この意味がわかったのは、それからしばらくたってからの事だった。 俺は、かのんの目がさめるのを、手を握って待っていた。 病室の外の席には、小さな女の子とそのお母さんがいる。 きっと、かのんが助けた子どもと、その母親だろう。 『かのん?良かったな(笑)女の子が怪我1つなくて↑』 俺は無意識に、かのんに話しかけていた。 ********************