年末にも関わらず、相変わらず仕事中に妄想している梅若です。

さて何かやたら長くなってしまった今回の話、ここまで根気よく読んでくださったかた、ありがとうございます。ほんとにご苦労様でした。
後書きから読んでいるかたは、この後ありったけの勇気を振り絞ってページをめくってくれると、これ幸い。後書きのタイトルに、ネタバラシとありますが、ここから読んでも全然大丈夫です。

今回の話は、後ろに行くほど忘れ去られているでしょうが、殺し屋の話です。
時代は・・・・・・イメージしていたのは江戸後期・・・・・・なんですが、基本的に異世界です。なので、『みやこ』があったり。純粋な歴史じゃないので、表記を変えてみたり。
けどどうしても現実に沿ってしまうクセがあるため、異世界色はかなり薄いですけど。

そしてやっぱり、舞台は京都が頭に浮かぶ。ので、地理的なことや地名は、すべて京の都。

舞台設定はともかく。
今回の話、最大の失敗は、題名に思いっきり「GUN」と入っているのに、藍と与一に自ら拳銃を使うことを禁じてしまったこと。
藍に「拳銃を使うのは、ほんとに最後の手段だ」と言わせてしまったため、己の首を絞めるハメに。そして案の定、藍のSAAは、使われることなく終わってしまいました。
拳銃に関すること、調べまくったのに~。出てきたのって、重さと名前ぐらいという・・・・・・。

ということで、なんで二人の拳銃がSAAとエンフィールドなのかということをばらすと。使いたかった機能があったのですよ。
シングルアクションとダブルアクションなんですけど。これは拳銃の撃発作動(簡単に言うと、構えてから発砲するまでの動作)のことで、これまた超簡単に言うと、シングルアクションよりダブルアクションのほうが、手間が少なく発砲できる。だから連射は、シングルアクションのほうが時間がかかって不利なんだけど、ダブルアクションより引き金が軽いという利点もあるし、そのため手ぶれが少ない。らしい。