がりがりと爪で跡を引っ掻く。 こんなのヤダ! 「おまっ…止めろって!」 「消したいの!」 先生は、あたしの手を掴むと、その跡に舌を這わした。 「…あっ…」 「俺が付けた跡だから。」 キスマークを付けなおす先生。 先生…、先生…。 ボロボロと涙を流すあたしを、ぎゅうっと抱きしめた。 「………っ」 何だろう? 先生って、不思議な力持ってるのかな。 ドキドキして、でも安心感があって、恐怖が消える。 ずっと、ここにいたいって思う。