「それで、言われたんですよ」 「な…何をでしょうかー…」 「『そなたの命は救われた』『感謝すべきは第二の命を捨てた麗しき友』と!!」 この世の終わりのような顔で言われてしまい別の意味で申し訳なくなってきた今日この頃。 「あんな変な人が知り合いにいそうなのは土方さんとあなたくらいですからね。土方さんは麗しくないので結論あなたになりました!」 「そ…そうですか」 叫ばなくても聞こえているのに。 そう言いたくても言えない和早である。