どうせまたろくでもないことに違いない。 確信しつつ、和早は平隊士に尋ねることにした。 「三つ巴とは、どういう意味でしょうか?」 「あ、えっと……その…」 ごもる平隊士。 それを見遣り、やはりな、と溜息をついた。 「沖田さん。あなたの言う噂、これですよね」 「あはは。ご名答ー」 「………」