次の日 教室に入ると冬子が慌てて近付いてきた 「夏生、どうしよう」 『何?どうしたの?』 冬子の慌てぶりが理解できず教室を覗く そして自分の席まで行くと ドクン あるものを見て心臓が激しく波打つ 私と冬子の机にナイフが刺さっていた まさかと思いアキの方を見ると更に信じられない光景が飛び込んできた 友達の一人の紗耶香がアキと腕を組んでいたからだ