「…親は関係ないだろ?」


小さな声で反抗する裕


それに俺の中の悪魔が敏感に反応してしまう


そしてついに俺はあの言葉を発してしまったんだ




『あ?…なんだよそれ』

俺は席から立ち上がり裕に近づく


クラス中がザワめく


だけど裕は何時もよりビビっていなかった


さっきの一言で裕に変化があったのか


しっかりと俺を見つめていた