「きゃーっ何この子カワイーッ!」 「ねぇ君何才?梨那の弟?」 オレがソファーに座ってると 群がってくるオネーサンたち 「……違うよ」 群がってこられたって嬉しくない だって、オレが欲しいのはさ。 「私たちと遊ぼうよ。ねっ、抜け出そっ」 「……ダメ。オレ、梨那の猫だもん」 そう 猫だから もうそれでいいから オレを愛してよ