〜♪〜♪〜♪


あたしはケータイの着信音で目を覚ました。


「──…誰だし」


ケータイのディスプレイには

『お姉ちゃん』

と表示されている。


あたしは鳴り続けるケータイをベッドに放り投げ、学校へ行くため身支度をし始めた。


「まだ9時かぁ……」


たまには早く行って、屋上にでも行こうかな……

さすがに授業やる気ないし。

出てもつまんないからやるだけ無駄。