“あの海で待ってる” そう言って駆け出した私に 純は何も言わなかった。 純との思い出の場所 初めて連れて行ってくれた時も 初めて花火を見せてくれた時も 初めて好きだと言われた時も 純はいつでも 優しい笑顔をくれた。