いつのまにか雨は上がり、 雲の切れ間から、夕暮れ空が見えた。 涼やかな秋の風が、 吹き抜ける。 抱きしめられる紘夜のあたたかさを感じながら、 空を見上げた。 紘夜の甘い煙草の匂い、 紘夜の苦い硝煙の匂いが 私を包む。 優しい風を感じながら、 もう二度と離れないと茜空に誓うように、 愛しい人を、抱きしめる。 でも、