「……もう、帰っていい。ここから外に出られる。 行け、実織」 「な…なに…?なに言ってーー…」 言ってる意味が分からない。 何で急に、 そうなるわけ? 「だ、だって、まだ何も始まってない。パーティーも…これから…」 「もう、いいんだ。いいから行くんだ」 「なんで?だって、まだ危険かもしれないのに…逃げるなら、一緒に逃げようよ、紘夜…」 「危険はない。ヤツは片付けた」 サラリと言う、紘夜。 硝煙の匂いをまとい、目には鋭い光が射していた。