だけど李衣は違ったみたい
あたしが嫌いだったみたい。
あたしは別に累を李衣に渡してもよかった。
いや、累のことはあきらめるから。
「あたしともう一度だけでも仲良くなれないのかなぁ?」
運命は残酷だ。
なんだって敵にまわる。
累だって李衣だって。
大好きな二人はあたしの事が大嫌いだった。
神様…こんなのは酷すぎるよ。
「うぅ・・・りぃ…も・・ヤダよぉ・・」
あたしは地面にしゃがみこんで泣きじゃくった。
「ダメだね・・・あたし。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…