李衣はいきなりのあたしの反撃に悔やんだみたいだった。 「・・・あんたに教える筋合いはないから」 そういって李衣は門に鍵を掛けて家に入っていった。 「なによソレ・・・李衣の裏切り者!!」 参考書だって持った。 何のため?・・・李衣のためだよ。 メモだってした なんのため?・・・李衣の為だよ。 あたしは李衣がすきだから。 大切な親友だったから。