「どうせ、嘘なんでしょ?ねぇ……」


累ママがいっても、榊さんは黙っていて。



改めて、これは真実なんだと突きつけられた。




バカな、嘘じゃない。



小学生みたいな、くだらない嘘じゃないんだ。



涙は止め度なく溢れてきた。



なんて、誕生日プレゼントだ。



何が出来たんだあたしには。



累の為に、何が出来た。




後悔しても、もう遅い



累は、戻ってこないのだから