一年後。 余命宣告までもうちょっと。 あたし達は中3になった。 そんなある日。 あたしの家にきた累はマンガをよんで泣き出した 「こっっ…これ泣けるなぁ」 あぁ“初恋を君に捧ぐ”ね (一部著作権の為省いています) 累と同じ心臓病の子が最後まで諦めずに生きたあの物語ね。 「俺、手術する。」 泣きやんだ累はそう断言した。 いや……今は時代が進み中学生まで無償で手術できるようになったけどね?