初恋Lover




「あたしたちの夢ってなにかな?」


「…生きることじゃね?」



だけどさ、


「それって近い未来でしょ?遠い未来……例えば大人になってからとかさ。」



ふーん。と累はいってベンチに寝っころがる。



「でも、近い未来だろうが遠い未来だろうが夢は夢だろ。」



累はいつも、あたしの間違った行動・発言を



「それに“生きること”は必ず人の希望になるだろ」



優しく、遠回しに怒ってくれるから。


包みこんでくれるから。



「累………大好き。」


こうして笑っていられるんだと思う。